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ホームページ制作会社の見積書の見方ってどうやって見るの?(2)お品書き編

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ホームページ制作会社の見積書の見方ってどうやって見るの?(2)お品書き編

最終更新日:2025/02/21   公開日:2019/01/05

さて、「ホームページ制作会社の見積書の見方ってどうやって見るの?(1)人月編」 からの続きです。

前回は、ホームページ制作会社・Web制作会社のお見積もりの種類が大きく分けると二つあること。

そのうちの一つ、1の「人月換算(時給方式)についてご説明しました。

今回は、残りの一つ、「パーツ換算(お品書き方式)」についてご説明します。

パーツ換算方式のホームページ制作お見積書

皆さんレストランやラーメン屋さんに行くと、こんなメニューよく見ますよね。

ホームページ制作会社の見積書の見方ってどうやって見るの?(2)お品書き編

お品書き、メニューです。

そう、ホームページ制作・Web制作におけるもう一つのお見積もり方式は、個々の制作物に値段がついている方式です。

例えばこんなお見積もりになります。

項目数量単価小計
企画料150,00050,000
進行管理料140,00040,000
トップページデザイン150,00050,000
階層下デザイン520,000100,000
コーディング610,00060,000
フォーム制作120,00020,000
バナー制作58,00040,000
ロゴ作成・加工110,00010,000
写真加工・合成310,00030,000
小計

例えばこのお見積もりの通り、バナーは一つ8千円。5個作るので合計4万円。

こういう計算方式です。これが「パーツ換算(お品書き方式)」のお見積です。

「パーツ換算(お品書き方式)」のお見積のメリットデメリット

このお見積もり方式のメリットは、一言で言うと「明朗会計」です。個々に料金がはっきりしていますので、うん万円ポッキリで済む、という事です。気がついたらどこかのぼったくりバーの様な法外な値段を請求されるとという事がありません。

ホームページ制作会社の見積書の見方ってどうやって見るの?(2)お品書き編
写真と本文はそんなに関係がありません。

デメリットとしては、あくまで納品物のカウントが前提なので、システム開発の要素が強いWebサイト・ホームページには明らかになじまないという事です。例えば「会員登録機能 1個 90万円」みたいな書き方になってしまうので、今一つピンとこないお見積書になってしまいます(この点では人月換算方式の方が圧倒的に向いています)。

またあくまでも個数が前提なので、例えば納品までに沢山作った場合の扱いがグレーだという事です。例えばバナーを一つ作るのに結果的に3パターン作る、という事がよく起こります。普通は納品した数しかカウントしませんので、プロセスでいくつ作ろうが最終的には納品した数でのカウントになります。そしてそういう「余計な手数」も考慮して制作会社はお見積単価を設定してきます。つまり1個作るのに、3個くらい作るだろうなとプロセスを先回りして予測をして単価に乗せているわけです。なので制作プロセスで何パターンも作る形になると料金の見直しを要求される場合があります。

「パーツ換算(お品書き方式)」のお見積を出す制作会社の特徴

そして(1)と同様に、このようなお見積もりを出すホームページ制作・Web制作会社には、以下のような傾向があります。

1 小中規模、デザインを中心としたのホームページ制作案件が多い。

2 システム開発が得意ではない。

つまりどちらかというと、小中規模の会社のホームページ制作がメインの会社に良く見られます。

ミックス方式のお見積書

そして「人月換算方式」と「パーツ換算方式」を合わせた「ミックス方式」のお見積もりを出すホームページ制作会社は、両者の中間の性格を持っています。つまり、

デザインだけではなく、システムもそこそこ開発出来る、しかしがっちりシステム開発が得意という訳では無い、という特徴を持っています。

このように、ホームページ制作・Web制作会社の出すお見積もりには大きく言うと3種類があり、それぞれ出すお見積もりの種類によって、そのホームページ制作会社の特徴、傾向を伺うことが出来ます。是非発注時のご参考にされて下さい。

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