サイトリニューアルで会員数もＰＶも増え、オペレーションコストは劇的に下がりました。

最終更新日:2019/05/05   公開日:2012/07/09

回転寿司　海天丸・北々亭 http://www.kaitenmaru.com/

炭火焼　BLUSTA http://www.blusta.com/

お客様の店舗誘導装置として今後より一層活用していきます。

－Weサイト、ガラケーサイトをリニューアルされて、今の率直なご感想としてはいかがでしょうか。

店舗誘導キャンペーンページ（Blusta）

＜高尾＞
率直に言って、かなり良い状況です。 サイトのデザインも非常に見やすくなり、ＰＶも大きく増えました。また管理機能も断然使いやすくなってます。

リリース後のフォロー対応についても、もかなり満足してますね。例えばソーシャルメディアを使った実店舗への顧客への店舗誘導キャンペーンなど、いろいろと提案していただいています。

アクセス解析についてもGoogleアナリティクスの導入支援もしっかりやって頂いていまして、リリース後も何かときめ細かく対応していただいているなと。

はじめはホムペはあれば良い、という程度で、営業ツールとしての機能までは考えていませんでした。

－元々どのような経緯でWebサイトのリニューアルをすることになったのでしょうか？

営業部長　高尾　裕也 氏

＜高尾＞
元々は自社のWebサイトはかなり昔にとりあえず作りました、という状態で、かなり長い間、そのままになっていました。当然見た目もかなりしょぼい状態です（笑）。

それでさすがにこれはまずいなぁ、そろそろちゃんとしないと、どこがしっかりやってくれるところはないかなと探していたところ、デジタルファームさんが良い、という噂をお聞きして御連絡を差し上げたのが最初です。

－どんな噂でしょうか

＜高尾＞
元々前の担当者がなんとなく知っていたようです。改めてサイトを拝見するとテレビ局の大きなサイトを開発していますし、かと思えば地方の小さな会社さんのも幅広くやっていらっしゃって、顧客のインタビュー事例も出ていました。それでこれならしっかりやってくれるかもしれないな、と思いまして、お声かけさせて頂きました

－なるほど。最初は具体的にどのような御相談をされたのでしょう。

＜高尾＞
実は最初は正直、Webサイトの見栄えをもう少し良く、小ぎれいにリニューアルしてくれればそれでいい、予算的にもまあ３０万くらいで、という割と簡単に考えていました(笑）。

ところがお越し頂き、お打ち合わせをすると「単に安くホムペを作っても、経営には役に立ちません。そうではなく、売上を増やすために、店舗への顧客様を誘導する装置として活用するべきだ。会員・メルマガ機能を強化して、OtoOでやりませんか」という御提案を頂きました。

なるほど、そういう活用の仕方もあるのか、と。ただ、聞くと予算としてやはりちょっと増えてしまうとの事でした。特に年度内予算として確保していた訳でもなかったので、社内的には少し厳しいかなと思いつつ、まずは御提案書とお見積を頂きました。

厳しい時代だが、収益に貢献出来る事がきちんと納得出来れば投資は出来る。

－提案書や金額はいかがだったでしょう？

営業部次長　山崎　生一 氏

＜山崎＞
予算についてはやはり当初の予定よりかなり大きくはなってしまいました。ですが頂いた御提案の内容はしっかりしており、いろんな事例や使い方を交えながらの提案になっており、ネットに詳しくない私どもでも、非常に説得力がありましたね。納得出来るというか。

これならネットから海天丸やブルスタに結構な精度で送客が出来るのではないかと思いました。それでおそるおそる(笑）上にかけてみたところ、「これはいい、積極的にやれ」ということですぐにＧＯサインが出ました(笑）。

やはり今は厳しい時代ですので、対投資効果がはっきり認められないとなかなか予算化は難しいですが、逆に言うと、そこがしっかりクリ アできれば、必要な手当は出来ると思っています。

開発で記憶に残った三つのポイント。

－開発において特に印象に残っている点はどんなところでしょう。

＜山崎＞
大きなポイントとして三つあったと思います。 一つはデザイン。これはとても良くなりましたね。単に見栄えの問題だけではなく、使い勝手も大幅に向上したと思います。結果的にPVも大きく改善する事が出来ました。

もう一つは管理機能ですね。実は当時システム的な課題としてＰＣサイトと携帯サイトの管理機能が別々になっていました。これはそれぞれ別々の会社さんに開発して頂いた歴史的経緯からなんですが、そもそもかなり使いにくい代物でした。このオペレーションは正直かなりつらかったです。今回、デジタルファームさんに統合管理機能として一本化していただいたのは本当に助かりました。また、それぞれの操作性も大変高くなったと思います。特にお知らせやお品書きは、全店共通のものと、各店舗独自のものがあります。これをきちんと出し分けられるよう担ったのは非常に大きかったですね。

そして三つ目、これが一番大きな課題だったのですがPOSレジとの連動ですね。これが最後までかなり大変でした。

ＰＯＳレジのレシートとWeb会員管理のとの連携がキー

－ＰＯＳレジとの関係についてもう少し詳しくお聞かせ頂けますでしょうか。

＜山崎＞
実は弊社ではレジでレシートにＱＲコードが印刷されており、そこに暗号化された料金等が埋め込まれています。会員の方は会計時にそのレシートを受け取り、ガラケーで読み込んで自分のポイントとして蓄積するのですが、実は会員管理の仕組みは当時ガラケーしかなく、ＰＣサイトのシステムとは別モノだったため、システム統合をしようとすると、結局レジ側のシステムもいじらざるをえず、非常にややこしい問題を抱えていました。

デジファの良くなかったところ。

－あまり良いところばかり聞いてもあれですので（笑）、逆にここが良くなかったな、というところを率直にご指摘頂けますでしょうか。

＜山崎＞
そうですね(笑)、弊社では海天丸/北々亭、BLUSTAとで合計12店舗をかまえてますが、今回は単なるサイトリリースではなく、新会員管理システムとも連携したので、かなり大きな規模のイベントとなりました。
特にお客様はリアル店舗で発行されるレシートを使って、その場でポイントをためられますので、何かトラブルが起きますと実店舗が混乱しかねません。なので初日は正直かなり緊張しましたね。

結果的には最初に細かいバグがいくつか出てしまいました。例えば会員の名前がマイページで表示されない、とかですね。ただ、どれも軽微な問題ですし、迅速に対応して頂けたのではないかと思っています。
また、あえて言うと、将来を見据えてもう少し機能を追加して欲しかったなぁ、という希望はあります。ただ、予算的な制約を考えると(笑）やむを得なかったかなとは思っています。

トータルでは工数も相当な規模になってしまった事もあり、やはりどちらかというと難しい状況の中で良くやっていただいた、という気持ちの方が強いですね。

ありがとうございます。今後の展開としてはどのような事をお考えでしょうか。

＜山崎＞
これから繁忙期ですので、落ち着いた頃にスマホへの対応を進めたいと思っています。弊社の場合はやはり飲食・接客業ですので、北海道全域にある各店舗に、いかに効率良くお客様を連れて行くか、OtoOは売上に直結しますし、また効果としても目に見えやすいと思っています。引き続き知恵袋として、デジファさんにはお手伝いをしていただければと思っています。

－本日はどうもありがとうございました。