株式会社主婦の友インフォス情報社様ー主婦の友社のグループ企業として雑誌「健康」等様々な書籍の発行を手がけ、デジタル化を推進。

最終更新日:2019/06/05   公開日:2013/08/19

ビジネスを創るという観点でWeb制作・Webシステム開発をしていただけました。

－まずは主婦の友インフォス情報社様の概要についてお教え頂けますか？

千代田区猿楽町にあるオフィス

はい、弊社は月刊誌および書籍の企画、編集、刊行をおこなう出版業です。主婦の友社の関連会社で、弊社のオフィスは千代田区猿楽町にあります。

－出版業ですと、昨今はやはりデジタルコンテンツと切っても切り離せないですよね。

弊社で当時検討中のプロジェクトの一つに、健康医学・レシピジャンルにおいて、自社の出版物を生かした形で、キャリア公式の有料モバイルサイトを事業化出来ないかというのがありました。それでどこか実績のある、信頼出来るシステム開発会社はないか･･･と探していまして、インターネットでたまたま貴社を発見しましてお問い合わせした次第です。

電子メディア部　山崎盛哉 様

－今回弊社にお仕事をご依頼された経緯についてご説明いただけますでしょうか。

そうですね、デジタルコンテンツビジネスは、紙媒体の付加価値を高めるものであったり、これまでのコンテンツ財産を活かしたビジネスを広げていく上で重要な位置づけとして考えています。

紙媒体とデジタル媒体それぞれの強みを活かした媒体を生み出していくことが、大きな目標ですね。

フォームで問い合わせたら、30分後に連絡が来てこれは違うなと感じました。

－お問い合わせした最初の印象はいかがでしたでしょうか？

ネット上で自社をアピールするシステム開発会社はたくさんありますが、その中でもWebサイトの問い合わせフォームを送信してから30分後に折り返し電話がかかってきたのにはちょっと驚きましたね。そういうのは貴社だけでしたので、その第一印象で「お、他社と何かが違うな」感じたのが正直なところです。

連絡が早ければ良いというものではありませんが、結果的にその後の弊社の抱えている課題に対するヒアリングから発注に至る打ち合わせまで、自社の課題のように“打てば響く”仕事をしていただきました。最初のレスポンスの早さは、今思うと貴社の姿勢の現れだったのかなと思います。

つい任せてしまった点が多々ありました。

－開発中、弊社の良くなかったところ、特にここが気になったみたいな点を是非お聞かせ頂けますでしょうか。

正直、今回はあまり思い当たらなかったのですが、敢えて挙げるとすれば、任せすぎてしまった点が少しあったかも知れません。

弊社の場合、担当スタッフが個別に商店主的にプロジェクトを抱えており、他の媒体も並行して運営しています。安心してお任せして進められるので、つい甘えてしまって自社としての検討の部分を少し省いてしまった部分があります。せっかくの頂いた提案をさらにブラッシュアップできたかもしれないのに・・・という心残りが今でも多少あるので、今後のサイト改修に役立てていきたいと思います。

実は最初ここまでやっていただけるとは思っていませんでした。

クリックで全体をご覧いただけます

－その他の点はいかがでしょうか。

はい、やはり姿勢ですね。今回弊社では、まず自社が保有する紙媒体のコンテンツをサイトに投下する、という視点で企画を組み立てていました。ので、実は正直なところ、Webサイト開発会社に開発以外の点でそう深い期待はしていませんでした。

ですが、お仕事をお願いする中で、ネタ元である書籍の企画的な読み込みから、効率的な管理画面の操作設計、サイトデザインやロゴ、インタフェースなどトータルで、それぞれのスタッフが能動的に提案をいただきました。

最初に引いた設計図通りのサイトシステム開発ができれば良い、という通り一遍の開発ではなく、そのサイトがどのような目的で、どのような人に役立つのか、ひいてはどのようなビジネスにつながるのか、運用面の課題も視野に入れたサイトシステム開発の提案をしていただける会社なんだなと、ご発注後に改めて思いましたね。

東京の会社だから必ずしも安心という訳でもないですが(笑）本社が札幌なので、実は最初ちょっと心配でした。

－弊社はお取引の７割近くが東京で、拠点も人材も都内におりますが、本社が都内ではない開発会社とのお取引について、不安はありましたでしょうか。

実は札幌が本社の会社ということで、何かあった時にすぐに顔をつきあわせて対応できない事もあるのかな、と発注前は少し不安もありました。適当に開発されてしまうのでは？とか、打ち合わせは大丈夫なのか？と少し思っていました（笑）。東京の会社だからといって実は必ずしも安心という訳でもないのですが（笑）。

でも結果的にそんな不安は全くありませんでしたね。企画段階から何回も東京にある弊社オフィスに足を運んでいただけましたし、開発中の打ち合わせもSkypeを利用してスムーズにかつ効率的におこなうことができました。

自主的にフライヤーを作り、かつ病院まで回っていただいたのには仰天しました。

クリックで全体をご覧いただけます

－リリース後の対応についてはいかがでしょう？

サイトリリース後に、「サイトプロモーションのためにこんなフライヤーを作って見たのですが、いかがでしょうか。もしよろしければ病院をいくつか回って置いてきます」という御提案を頂きまして、これはさすがにびっくりしました。

リリース後も、自社の課題としてサイト運用を考えていただけているのだと改めて思いました。もちろん、ビジネスだからと言ってしまえばその通りですが、なかなかできることではありません。

－今後の展開はいかがでしょう。

札幌でのお打ち合わせも行く行く詐欺になってしまって大変恐縮なのですが、今年一年は何か新規に立ち上げるというよりは、まずは本サイトのプロモや改善、運営に集中して、じっくり育て行きたいと思っています。是非プロモーションや、そのお手伝いを引き続きお願い出来ればと思っています。

－どうもありがとございました。