合わないけど、それで良いのでは?って思う今日このごろ。
はじめまして。
本日から『CTO日記』という高尚なネーミングを冠して、エンジニアとしても、人としてもアレな私が書いて良いのかという思いをいただきつつ、書かせていただくことになりました株式会社デジタルファーム 取締役CTOの山崎です。
私のこれまでのお話はまたどこかの機会で書くとしまして、一発目の本日は弊社代表の田中とのお話を書きたいと思います。
田中との関係はそれこそ20年近く前、私がまだ大学生だった頃にさかのぼりますが、本日はそこも割愛いたします。
私は元来の飽きっぽい性格と、ダメ人間さを遺憾なく発揮し、20年弱の社会人経験で、10回近くの転職をしております。
こう書くと本当にアレに思えるでしょ?
まぁ、本当にアレなんですけどね。
一貫してモバイルコンテンツ市場でお仕事をしておりますが、営業、企画、開発と様々な職種と会社を経て、現在株式会社デジタルファームにてお仕事させて頂いております。
現在のポジションは取締役CTOということで、ある意味田中とペアと申しますか、一対のパートナーとして動いております。
これだけ会社を渡り歩いてきますと、パートナーの重要性が痛いほど……というか、実際痛い目を見てまいりまして、心の底からパートナーは大事だなと思っております。
まぁ、人生のパートナーは40がいよいよ来年に迫ってきたにもかかわらず、見つけられる気配すらないのですけどね。
痛い目を見た話はまたいつかするとして、会社におけるパートナーって、目的地が一緒なら考え方は全然違ってもいいのじゃないかな?って最近思うんです。
細かいアプローチまでは一緒に摺り合わせできていなかったとしても、ビジョンとしての着地点が共通であればビジネスとしてはうまく行くのではないかなと。
田中と仕事をしていると、助かることが非常に多く、本当にありがたいと思うことが多々あります。
が、一方でイラッとする瞬間もたくさんあります(笑)
事象に対するアプローチが、根本的に違うんですね。
昔なら、「一緒に仕事やれねーよ」と投げていたかもしれないなぁと思いを巡らしつつ……。
今は、その一瞬は頭に血がのぼりイラッとしますが、一呼吸置いて考えると私の言葉が足りなかったり、お客様への思慮が足りなかったり、真の目的をチームとして達成するための気づきを与えてくれる発言をしていることが多々あることに気づきます。
もちろん、田中も決してパーフェクトじゃない(注1)ので、間違いや勘違いで突き進む失敗もありますが、やはりそこはそこで私の役割だったりするのかなと思う今日このごろであります。
お互いダメでも良いじゃない。人間だもの。 きつお
注1 : どちらかと言うと、同種のダメ人間感を感じることも多々ありますが(笑)