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何の気なしに使っているアレやコレにも、色々あるんです

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最終更新日:2018/12/27   公開日:2017/05/23

はじめまして。5月1日より入社しました、開発支援スタッフの由谷と申します。

ヨミは「ゆたに」です。メールやお手紙ではよく「油谷」と書かれますが、奇しくも道内出身で最近復帰を果たしたコンビのあの方のあのキャラではないのでご注意ください。

(油谷と間違われるたびあの顔がよぎりニヤリとしてしまいます)(通じる方はどれくらいいるのでしょうか)(テレビっ子)

 

わたくしはまったくのIT初心者でございまして、他の皆さんが書かれているような専門的かつ意識高い系の記事は書けません。

ですので入社してからの20日間、「開発支援スタッフ」として集めた情報や知り得た情報をお話ししたいなと思います。 今回は一番衝撃を受けたことについて。

開発支援スタッフの業務内容についてはこちらをどうぞ⇒http://digitalfarm-staffblog.com/recruit/201607858/

 

先日とあるクライアント様からお問い合わせをいただきまして、「LINEでお友達登録をしてくれた方へ無料でスタンプをプレゼントすること」について調査しました。

私自身最初こそ個人情報抜き取られるんじゃないかとか、知らない人から連絡が来るんじゃないかと不信感いっぱいで利用していなかったLINEですが、今ではスマホが臓器になるのと比例して、LINEは快適なスマホライフに欠かせないアプリとなりました。

そのため無料有料問わずスタンプは頻繁に使用していますし、最新のスタンプをチェックしています。

そのスタンプについて仕事で調べることになるとは、考えたこともありませんでしたので、調査結果もきっと忘れることはないと思います。

 

さて導入が長くなってしまいました。調査結果としましては、「無料スタンプはものすごいお金をかけて行う広告宣伝ツールだった」このひとことに尽きます。

まずLINEには私たち一般市民が利用している「LINE」、主に中小企業・店舗型営業を行っている飲食店や小売店向けの「LINE@」があります。

LINE@紹介ページ⇒https://business.line.me/ja/services/lineat

LINE@ではクーポンを配布したり、友達登録をしてくれた方へメッセージを送ることも可能です。

さらにLINE@にはプランが3つあり、使い方によって無料でも有料でも利用可能です。

多くの企業…主に飲食店や美容サービス、大学などはLINE@を利用しています。LINEのアカウントが2つほしい!という方はLINE@も取得して使い分けて利用しているなんて話も聞きました。

これだけ書くとLINE@万能説が出るかと思いますが、LINE@にも出来ないことがあります。それが「スタンプの配布」なのです。

 

実は無料にしろ有料にしろ、LINE@とスタンプは別サービスであり、LINEのアカウントでスタンプの配布を行うには「LINE Partner」という別サービスへの登録が必要で、さらにその登録にはLINEの審査が必要なのです。

そして実施するためのフローや金額といった詳細情報は、審査を通過した企業にしか明かされないのです。

(審査条件等や詳細はLINE Partnerからご確認ください。⇒https://partner.line.me/ja/

(審査については何とも言えませんが、実施している企業を見ると全国区の大手企業ばかりですね・・・)

 

ちなみに厳密に言うとスタンプは「プロモーションスタンプ」と呼ばれ、そこから自社オリジナルキャラクターをスタンプ化して無料配布する「スポンサードスタンプ」と、何か条件をクリアした方に配布する「マストバイ」の2種に分けられます。

弊社は残念ながら審査を受けませんでしたので確かな情報は無いのですが、噂ではこの2種いずれかの実施の最低金額が2,000万円~なのだそう!

たしかに2,000万円以上をかけて展開するのであれば、「プロモーション」ともついていますし大規模な広告宣伝ですよね。

 

エリアや年代・業種の制限も無く、6,600万もの人へ働きかけられるのであれば安いほうなのでしょうか?

普段何の気なしに利用しているサービスに、こんな大金が投じられているとは、大企業に入社するか弊社に入社しないと知らなかったです。

弊社はお問い合わせを受けた多くの案件に対し真摯に正面から向き合い、自分たちで調査をして回答・解決をしています。

私のようなまったくのIT初心者は、今回のようにお問い合わせをいただいて知ることがほとんどです。

これからも色々なことを調べていきながら、「開発支援」の名に恥じないようサポートをしていけたらいいなと思っています。

すでにこんな感じですが