【発注者向け】開発環境はリリース後どうなりますか?と必ず質問しよう(実際にお客様にご提案している資料を公開)。
Webシステムを開発し、いざWebサイトが公開されると、これからがいよいよ本番です。
運用しながら、開発中には見つけられなかった思わぬバグが見つかったり、様々な機能強化、またアプリケーションのバージョンアップへの対応を適時行う事となります。
その時、当然ですが、今動いている環境でシステムに手を入れると、サイトのシステムが動かなくなってしまい、最悪表示がされなくなってしまう事すらあります。結果ユーザーからクレームが押し寄せたり、SEO効果が落ちるなどの問題が起こります。
このため、ある程度規模の大きなWebサイトでは、「開発環境」を用意するのが「当たり前」となっています。また、今サイトが動いているサーバの事を一般的に「本番環境」と呼ばれています。
一般的に会社の名刺みたいなWebサイト(ホームページ)では、「本番環境」しかない事がほとんどです。なぜなら少しくらいホームページが見えなくなっても、大きな支障は無いと考えるお客様がほとんどだからです。
しかし、Webサイトの規模が大きくなり、いろんなシステムが絡んでいる、実は見込み客の集客としてかなり重視している、営業ツールとしてかなり活用している、という事になると、話しは全く変わってきます。
そういうWebサイトが事業の中で大きなウエイトを占めるようになると、わずかなサイトのダウンでも収益に大きな影響を与える事になります。そのようなサイトではリリース時に「開発環境」を用意するのは「言われなくても当たり前」です。
以下は弊社がお客様にご提案時に実際に使っている概要ご提案書からの抜粋です。
なので、もし発注者の貴方が、Webサイト制作・Webシステム開発を依頼する際、以下のポイントに注意して下さい。
Web制作会社・Webシステム開発会社が「開発環境」をきちんと(言わなくても)提案してくるか。
もし制作会社が提案をしてこない場合、「開発環境」はどうなるのか?と質問してください。
規模の大きなWebサイトで開発環境の事を提案時にプレゼンしてこない会社はかなり「分かっていない会社」の可能性が高く、お取引はキケンです。これでその会社の「お里」を知る事が出来ます。
またもし提案してこなかった場合、どうするつもりなのか、どうして提案してこないのか、という意図を確認されてください。
5年前10年前と違って、今はある程度規模の大きなWebシステムが絡んでいるWebサイト制作のご提案において、「開発環境」を提案しない会社はかなり、相当、極めて少ないです。それでもまれにそういう「非常識」な事をする人が正直居ないわけではありません。
もし「開発環境」を用意しないと、本番環境しかないわけですから、何か問題がおきたら直接本番環境に手を入れるしかありません。または開発環境をつくるところからはじめなければなりませんので、費用も時間もかなりかかってしまいます。開発環境を用意しないのは、デメリットしかありません。
つまり規模のそれなりにあるWebサイト制作において「開発環境を提案してこない制作会社」はかなりヤバい会社、という事になります。これは発注するしないの目安としてご活用されて見てください。
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