【発注者向け】お問い合わせフォームでは郵便番号にハイフンがあっても無くても受け付けないとダメ
先日とあるサイトの問い合わせフォームに入力していたら、郵便番号の入力フィールドで、ハイフン、つまり「-」ですね、が入っていると全く郵便番号が入力できない、という仕様になっていました。このようにエラーだけが表示される形です。
本来的にこのような仕様にするべきではありません。これは恐らく入力した項目をDBに格納する時の都合でそのような入力制限を設けているのだと思いますが、ユーザー目線というより、開発者目線での仕様になってしまっているのでないかと思います。ギョーカイ的な言い方をするのであれば「ユーザーフレンドリーではない」という事になります。
本来的な仕様としてあるべきなのは、ユーザーが
000-0000
と-(ハイフン)付きで入力しても、そのまま確認画面で表示を行い、DBへの格納は-(ハイフン)を外して格納すれば良いだけです。
ここでわざわざ入力をユーザーに「-(ハイフン)外せよ」と入力をやりなおさせる理由は全くありませんし、意味不明です。
特にお問い合わせや注文フォームは、ビジネスの利益に直結します。「なんか面倒だな」と途中でやめられてしまっては何のためにWebサイトを設けているのか本末転倒になってしまいます。
なので、もしご発注者である貴方が、Web制作・システム開発会社にサイト制作を依頼した際、お問い合わせフォームの入力覧にこのような入力規制がかかっていたら、「ユーザーがハイフンを入れても、ちゃんとそのまま確認画面で表示して、そのままDBに格納してください。」と指示をしてください。
このようなお問い合わせフォームをできる限り入力しやすく改善する事を、ギョーカイ的には(本当カタカナの多い業界ですいません)、EFPEntry Form Optimization(入力フォーム最適化)と呼んでいます。
発注者として気をつけて頂ければ幸いです。