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noindexとは?正しい書き方・設定方法を解説

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最終更新日:2024/06/26   公開日:2024/05/28

はじめに

検索エンジンにWebページが掲載されるには、まずロボットがWebサイトを訪れ、そのページを検索エンジンに登録する「インデックス」という工程を踏みます。

そのため、Googleで上位表示するためにはWebページをインデックスさせる必要がありますが、中にはコンテンツとしては必要だけど検索結果には表示させたくないページもあるでしょう。また、SEOを考慮すると、インデックスさせないほうが良いコンテンツもあります。

そんな時に役立つのが「noindex」です。この記事では、noindexの概要と正しい設定方法、使用時の注意点などを解説します。

noindexとは?

noindexは、検索エンジンにWebページをインデックスさせないようにするためのメタタグです。

重複コンテンツや低品質なコンテンツをインデックスさせないことで、SEO上の低評価を防止できます。

noindexを設定することで、高品質なコンテンツのみをインデックス登録し、Webサイト全体のSEO評価向上につながります。

noindexを設定すべきページの例

noindexを設定すべきページ例を紹介します。

  • 重複コンテンツ・類似コンテンツ
  • 低品質ページ
  • HTMLサイトマップページ
  • 404エラーページ

重複コンテンツ・類似コンテンツ

重複コンテンツ・類似コンテンツは、ページ内の中身はほぼ同じでもURLが異なるページのことです。例えば、商品を紹介するページで、色やサイズによってURLを分けている場合は、重複・類似しているコンテンツとしてSEO評価が下がるリスクがあります。

そんなとき、noindexを用いることでSEOへの悪影響を防止できます。

低品質ページ

低品質ページは、インデックス登録されるとWebサイト全体の評価を下げる要因となるため、noindexの設定が必要です。

例えば、商品が1点もない検索結果ページや、他のページと比較して明らかに文字数や画像が少ないページが低品質ページに該当します。システムの都合で自動生成されるケースもあるので、その際のSEO対策としてnoindexを設定しましょう。

HTMLサイトマップページ

HTMLサイトマップページとは、Webサイト全体のコンテンツを階層化してまとめたページのことです。HTMLサイトマップはユーザーに目的の情報がどこにあるか案内する重要なページですが、検索結果に表示させる必要はありません。

そのため、noindexを設定してWebサイト内のクロール効率を上げることが推奨されています。

404エラーページ

404エラーページは、ユーザーに対象のページが存在しないと伝えるページです。Webサイトにとっては必要ですが、404エラーページにコンテンツとしての価値はありません。

ユーザーも意図して404エラーページは検索しないので、noindexを設定して検索結果に表示させないようにします。

noindexの設定方法

<meta name="robots" content="noindex">

noindexを設定する際は、ページのhead部分に上記のタグを追記すればOKです。

WordPressを使用している場合、プラグインやテーマの機能を使うことで簡単に記載することもできます。

noindexが設定されているか確認する方法

noindexが設定されているか確認するためには、以下の方法が有効です。

  • ソースコードで確認する
  • サーチコンソールから確認する

確実なのは、ページのHTMLソースコードを確認して、上記のnoindexタグが記述されているか確認する方法です。ソースコードは、Google Chromeであれば「右クリック」→「検証」から確認できます。前述のタグが記述されていれば、問題なくnoindexは設定されています。

noindex サーチコンソール

また、Googleサーチコンソールからも確認でき、管理画面の「インデックス作成」→「ページ」と進み、ページ下部の「noindex タグによって除外されました」というところをクリックすると、インデックスされなかったページが表示されます。

noindexを設定したページが表示されていれば、正しくタグが設定されています。

noindexを使う際の注意点

noindexを使う際は、以下の点に注意が必要です。

  • クローラーの制御はできない
  • 過度な使用は控える

noindexはクローラーを制御するタグではありません。ページがインデックスされることを防ぎ、検索結果に表示させないようにするタグです。

クローラーの巡回を止めたい場合は、robots.txtを使用します。ただし、noindexを設定したページに使用すると、検索エンジンにインデックス拒否が伝わらなくなるため注意が必要です。robots.txtを使用する場合は、noindex設定を解除してからにしましょう。

また、noindexを多用してしまうと、本来インデックスされるべきページまで検索結果に反映されなくなる可能性があります。noindexを設定する際は、本当に検索結果に反映する必要がないか、再度確認してください。

まとめ:noindexは適切なSEO評価を得るために重要なタグ

noindexは、コンテンツを検索エンジン上にインデックスさせないようにできるタグです。

重複コンテンツや低品質ページなどへの設定によって、Webサイト全体のSEO評価を下げるリスクを回避できます。

ただし、noindexの多用には注意が必要です。本記事で紹介した設定方法と確認方法を参考に、自社のWebサイト運営に活用してください。

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