【2020年版】ググって自社のホームページの検索順位が上がった!というのはただのぬか喜びの場合があるので要注意。なのでシークレットモードを活用しよう。
クライアントとお話をしていると、しばしばこういうお話をされる事があります。
「田中さん、うちの会社のホームページ、Googleで検索するといつも必ず1ページ目の3位とかに表示されるのに、どうしてこんなに問い合わせがこないんだろう?」
「田中さん!うちのホームページ、このキーワードでググったら7番目に出てきましたよ」
ところが良く見ると、しばしばそれはただのぬか喜びである事が少なくありません。Google様にだまされてはいけません。
どういう事かというと、それはGoogleにログインしたまま検索をしているため、Googleが貴方のためだけに、特別な検索結果を表示しているからです。
例えば普段からGoogleカレンダーやGmailを使っていますと、恒常的にGoogleアカウントにログインした状態になっています。
そのままGoogleで検索をすると、Googleは「今田中さんが検索しているね」という事がわかります。そして田中さんのクセを見て(パーソナライズして)、その人が欲しいであろう検索結果を返すのです。
なので、当然自分で自社のホームページを見る頻度は高いですから、検索しているうちに、ますますGoogleが余計な気を利かせてしまい、良く見る自社のホームページを検索結果の上位に表示してしまうのです。ある意味余計なお世話ですね。
自分がGoogleにログインしているかどうかわからない場合は、とりあえずここを見てみましょう。
右上にGoogleアカウントが表示されますので、それでログインしっぱなしかどうかがわかります。
また、他のGoogleカレンダーやGmailを見に行って、すぐにログインなしに見る事が出来れば、同様にログインしっぱなしになっているという事です。
では、誰もが見ているであろう、標準的な検索結果を見るにはどうしたらいいのでしょうか。
実はブラウザー(ホームページを見るとソフト)には、Googleからログアウトしなくても、自分が何者なのかを消す事が出来る機能があります。ブラウザ毎にご紹介します。
chromeの場合
例えばchromeであればメニューに「シークレットウインドウを開く」というのがあります。これを使うと、自分がGoogleにログインしていても、素性を隠してGoogleで検索する事が出来るのです。勿論ブラウザにアクセス履歴も残りません。
シークレットモードを選ぶとこうなります。
FireFoxの場合
FireFoxのシークレットモードの選択もメニューから選べる事が出来、簡単です。
で開く事が出来ます。
Microsoft Edgeの場合
Microsoft Edgeの場合もまた他のブラウザーと同様に簡単です。
でシークレットモードになります。
ie11の場合・・・(いるかな?)
ちなみに今はセキュリティ上の理由で利用は全く推奨出来ませんが、特に大企業でしつこく、じゃなかった根強く利用されています、ie11であれば、
ツール ー セーフティ - Inprivate ブラウズ
で出来ます。
このように、ほとんどのブラウザにはこのような覆面パトカーみたいな?機能が搭載されています。
もし自社のホームページがいきなり検索順位で上に来たら、Googleの罠にはまってないか、一度確認されてみてください。