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【発注者向け】サイトリニューアルのSEO対策はこれをしないとどハマるぞ!(実例あり)

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サイトリニューアルがSEOに与える影響と注意点をホームページ制作会社が解説

最終更新日:2024/07/16   公開日:2024/07/15

自社のビジネスを更に強化するためにWebサイトのリニューアルは定期的に行う必要があります。更なるPVや会員登録者を増やすために、Webサイトのデザインや構造、コンテンツを刷新する。とても重要なミッションです。

しかし、サイトリニューアルは、SEO(検索エンジン最適化)に重大な影響を与える、ある意味非常に危険な作業です。

特にポジティブな影響は時間をかけて現れてきますが、ネガティブな影響は短期間で現れてくる、そして中々元に戻りにくい、というチビる位恐ろしい傾向があります。築城十年落城一日です。

そこで本記事では、Webサイトのサイトリニューアルの際に、発注者がシステム開発会社に伝えるべき点について、、、SEOを中心に詳しく解説します。

サイトリニューアルがSEOに与える影響

まずそもそものお話として、サイトリニューアルは、SEOにさまざまな影響を及ぼします。及ぼすことがあるのではなく、必ず及ぼします(超重要)。そしてそれにはポジティブな影響もあれば、ネガティブな影響もあるため、慎重な計画と実行が必要です。

ポジティブな影響は、サイトリニューアルによってWebサイトの構造やコンテンツが改善されると、検索エンジンからの評価も高まること事です。またそのためにリニューアルを行うという事でもあります。スマホに最適化されたデザインやページ読み込み速度の高速化は、Googleをはじめとする検索エンジンのランキング要素として重要です。これらの改善によって、ユーザーの利便性が向上し、検索エンジンからの評価も高まりやすくなります。

また、新しいコンテンツの追加や既存コンテンツの更新もSEOにポジティブな影響を与えます。サイトリニューアル時に質の高いコンテンツを作成し、適切なキーワードを盛り込むことで、ユーザーに対して有益な情報を提供できるためです。

一方、ネガティブな影響もあります。特に注意が必要なのはURLの変更やリダイレクト設定の不備です。サイトリニューアルによってURLが変更される場合、以前のページにアクセスしても新しいページが表示されるよう適切なリダイレクト設定を行わないと、検索エンジンがページを正しく認識できなくなります。その結果、インデックスされていたページが検索結果から消えてしまい、検索流入が減少する恐れがあります。

実際にお仕事を依頼したホームページ制作会社がその基本的ノウハウを知らなかったばかりに、リニューアル前後のURLのリダイレクト処理を怠ってしまい、リニューアル後にGoogleからの流入量を激減させてしまい、大惨事になってしまった・・・そんな某Webメディアサイトもあります。

また以外とこの手の災害、というか厄災はまま見かける事例です。つきあうWeb制作会社・Webシステム開発会社は本当に良く選びましょう。

また、内部リンクのURLが変わる場合も正しく設定しないと、ユーザーに404エラーページが表示されてしまい、離脱率の上昇を招く可能性があります。

サイトリニューアルの際にSEO観点からやるべきこと

サイトをリニューアルする際は、SEOにおいてマイナスの影響を避けるため、特に以下の点に留意する必要があります。

うかつに過去記事を削除するな!

長らくリニューアルをせず、老朽化したWebサイトほど、膨大な過去記事を持っています。そしてデザインフォーマットが実は年代によって異なるという事も良くあります。

「記事のネタ的にももう古いし、新しいリニューアルのデザインテンプレートに適用するのも大変だから、これは削除しちゃおうか・・・」

ちょっと待った!!!それはとてもキケンです。

検索エンジンは主にテキストを通してページ内容を理解し評価を行うので、テキストを減らすことでSEOの観点から悪影響を及ぼす可能性があるためです。

なので古い記事であろうと、賞味期限切れであるとも、極力削除はしないようにしてきちんと移管させましょう。デザインの違いについては気の利いたシステム開発会社にご相談をすれば、何の問題もありません。

 

URLを変更する場合はリダイレクト設定しよう!

トップページやサービスページなどのURLが変わる際は、リダイレクト設定を行いましょう。

リダイレクトとは、以前のURLにアクセスした際に新しいURLに自動で遷移させるようにする設定のことです。これにより、ブックマークや他サイトからのリンクなどでリニューアル前のページにアクセスしたユーザーにも、新しいページを表示させることができます。

リダイレクトにはいくつかの方法がありますが、永続的に転送処理を行う「301リダイレクト」を行うのが適しています。

また、リダイレクトを行う際のポイントとして、旧サービスページは新しいサービスページへという風に、対応したページへ移行させることが重要です。これにより、ユーザーが求める情報へアクセスできます。設定を簡略化するために、一律でトップページへリダイレクトするといった方法は適切ではないため注意しましょう。

以前ご相談頂いたケースでは、

ページを削除する場合は404を設定しよう!

リニューアルを行う際に削除するページが出てくることもあります。その場合はリダイレクト処理ではなく、404というエラーページを表示させるようにしましょう。これにより、ユーザーにそのページが存在しないことを正確に伝えられます。

404ページにはコンテンツが存在しないことを明記するだけでなく、関連するリンクや情報の検索方法を提示するなど、ユーザーの次の行動につながるような記載があるとより利便性が高くなります。

サイトリニューアルを行う際の注意点

サイトリニューアルでURLが変更される場合はリダイレクトや404の設定が必要ですが、その他に注意すべき点を紹介します。

ページスピードが遅くならないようにする

リニューアルでデザインを変更したり機能を追加したりすることで、ページが重くなることは避けなければなりません。

SEOではページスピードが評価対象の1つとなっており、かつ表示速度が遅いページはユーザーに離脱されやすくなるため、ページが重くなると検索順位が下落してしまう可能性があります。

リニューアルを行う際は、見た目だけでなく利便性も重視して行いましょう。

ページスピードの改善方法に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。

ページスピードはSEOに影響する?計測方法・改善方法をWeb制作会社目線で解説

まとめ:サイトリニューアルの際はSEOを考慮した設計が重要

サイトリニューアルの際は、SEOの観点を考慮することが極めて重要です。URLを変更する際はリダイレクトを設定し、流入の減少要因を作らないことが大切です。

サイトリニューアル後も定期的に流入や滞在時間などを測定し、必要に応じて改善を繰り返していく必要があります。SEOとユーザーの利便性を考慮したリニューアルを実施し、長期的なビジネス成長につながるWebサイトを構築しましょう。

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