【発注者向け】それ、仏作って魂入れずになってません?ーホームページを作ったら、必ずサーチエンジンに URLを登録しよう
ホームページ制作をして「ふう、やっと出来た出来た」と言ってもそれで終わりではなく、企業は当然これからが本当の本番の始まりです。ホームページは作っただけでは誰も見てくれませんし、探せません。
その昔、日本の発展途上国向け支援であるODA(政府開発援助)は、誰も使わないのに豪勢な橋を作ったりと「仏作って魂入れず」の典型だと良く批判されましたが、ホームページも作っただけでは何の意味もなしません。魂入れて役に立ってナンボです。
File:Reclining Buddha statues of Nanzoin.jpg
では、どうしたら御社のホームページに魂を吹き込む、つまり見込み客から探しやすく出来るのでしょうか。
まず最低限度やらないとならないのは、御社のホームページをGoogleやYahooといったサーチエンジンへの登録する事です。
以前はYahooとGoogleはそれぞれ検索エンジンが異なっていましたので、個々に登録をする必要がありました。
しかし、2011年からYahooは自社の検索エンジンを捨ててしまい、Googleの検索エンジンを使うようになりました。
これによって、両検索サイトは、表示にあたっての味付けだけを変えてるだけとなり、Googleに登録すればYahooにも登録される事になったのです。
では、Googleへの登録はどうしたらいいのでしょう。実はここで御社のホームページを登録する事が出来ます。
ちなみにここで必ずURLを登録しないと検索エンジンに登録されない、という訳ではありません。そのWebサイトがどこか別のホームページからリンクされていれば(それを被リンクと言います)、そこからGoogleのロボット(Webサイトの情報を集めるシステム。クローラーとも言います)がやってきて、あなたのホームページ情報を取り込んでくれます。
また、ツイッターでつぶやく等、その他にもサーチエンジンに気付いて貰う方法は沢山あります。
ただ、被リンクを貼って貰っても、必ずそこからGoogleがやってくるという保証はありません。いつ来るかは、実は被リンクしてくれたそのホームページが、どれくらいアクセス数の高いサイトなのか、高い価値を持ったホームページなのかといった要因に左右されます。言ってみれば運次第です。
分かりやすく言うと、一日数人しかお客さんがこないような喫茶店にポスターを貼っても、見る人は限られますから効果が無いのと一緒、という事です。
サーチコンソール(Search Console)で登録をすると、運が良ければ数日、悪ければ多分数ヶ月で、Googleのクローラーが「必ず」来てくれて、貴方のWebサイトの情報を登録してくれます。なので、一応必ずやっておいた方がいいでしょう。ただしあくまでもこれはGoogle次第なので、いつ来るのか、という事はGoogleのみぞ知ります。誰も保証が出来ません。
なお、Microsoftがやっている検索エンジンで、Bingというのがあります。これで主要3検索エンジンと言われていますが、Bingは市場シェアが無いも同然なので、ヒマでしょうがなかったらやっとくか、という程度で問題ありません(MS関係の方いらっしゃったら大変申し訳ありません)。
Googleサーチコンソールで、具体的にどう利用すればいいのかは、お取引のあるホームページ制作会社か、弊社までお尋ね下さい。又は下記の関連記事にも解説を載せていますので、ご参考になれば幸いです。