【発注者向け基礎知識】もし「504 ERROR」って何?サイトが表示されたらどうする?
もし貴方がWebサイトを見に行って、504ERRORという表示が出ていたら大変です。サイトが落ちている訳ですので当然ユーザはサイトを閲覧も出来ないし、ログインなども一切出来ません。すぐにWebシステム開発会社に連絡して、対応して貰ってください。
ところで、この504ERRORって一体何なんでしょう?
結論から言うとこれはサーバが吐き出すエラーで、サーバが「誰かさんがWebサイトを見に来たので、サイトを表示してあげようと思ったら、サーバ間の間でのやりとりがうまくいかなかったので表示出来ませんでした。すんません。管理者にすぐ連絡してサーバ見て貰って!」というものです。
もうちょっと厳密な言い方をすると、「504ERRORはゲートウェイ又はプロキシとして動作しているサーバがリクエストの完了のために、アクセスする必要のある他サーバーから、適時必要な応答を受け取れなかった状態を示す」となります。日本語難しいですね。発注者はほとんどの場合エンジニアではないので、そんな小難しい話しは横に置いておいて「サイトを表示してあげようと思ったら、サーバ間の間でのやりとりがうまくいかなかったので表示出来ませんでした。すんません。」だと覚えればそれで大丈夫です。
通常アクセス数が少なかったり、会員登録や様々なシステムが入ってないWebサイトだと、基本的にサーバは1台で処理しています。なので504ERRORは起こりません。しかし、アクセス数が多かったり、実はログインしてマイページがある、複雑な処理をするWebサイトだと、サーバはデータベース用とか用途ごとに専門で用意する、つまり複数台利用するのが当たり前になってきます。
504ERRORといういのは、まさにその規模の大きなWebサイトにおいてたまに発生するエラーなのです。
より厳密に言うと、このエラーは「504 Gateway Timeout」という類いのもので、エラーの原因によって実は「Error 504」と出たり、「504 Gateway Timeout NGINX」と出たりします。細かく言うと、こんなにあるんですが、発注主は厳密に理解する必要がありませんしはっきり言ってどうでも良いです。
504って数字が入っていたらとにかく「サイトを表示してあげようと思ったら、サーバ間の間でのやりとりがうまくいかなかったので表示出来ませんでした。すんません。って言っとる」という認識でOK牧場です。
- 504 Error
- 504 Gateway Timeout
- 504 Gateway Timeout NGINX
- 504 Gateway Time-out ? The server didn’t respond in time
- Error 504
- NGINX 504 Gateway Timeout
- Gateway Timeout Error
- HTTP Error 504
- HTTP Error 504 ? Gateway Timeout
- HTTP 504
- Gateway Timeout (504)
- This page isn’t working ? Domain took too long to respond
- A blank white screen
- 白い画面
このエラーが起こると、上記見ての通り、Webサイトはほとんど表示がされなくなります。
一刻も早く開発会社に連絡して、復旧をして貰い、後から原因と対策を訪ねてください。
そこでの説明に納得感が得られるかどうかで、今後もお付き合いをすべきWebシステム開発会社かどうかが分かります。