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【発注者向け】Webサイトに使う画像にaltタグをつけないと画像検索からのアクセスを取りこぼしてしまうかも

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【発注者向け】Webサイトに使う画像にaltタグをつけないと画像検索からのアクセスを取りこぼしてしまうかも

最終更新日:2024/12/05   公開日:2024/11/28

Webサイトを制作する際、テキストだけでなく画像も使用しますが、ただ画像を貼るだけでは不十分です。

特に、GoogleやYahoo!といった検索エンジンからのアクセス流入を狙うのであれば、人が見たときの見栄えだけでなく、Googleのロボットにもどのような画像かを適切に伝える必要があります。

この設定を行っていないと、検索エンジンに画像の内容が正しく伝わらず、結果として画像検索で得られたはずのアクセスを取りこぼしてしまう可能性があります。

本記事では、Webサイトで画像を使用する際に設定すべきタグについて、発注者向けに解説します。

検索エンジンに画像情報を正しく伝えるためには「altタグ」を設定しよう

altタグ(「オルトタグ」と呼びます)は、Web上で表示される画像に対して、それがどのような画像なのかをテキストで記載したものです。「代替テキスト」とも呼ばれます。

デジタルファームのホームページ

例えば、上記は弊社デジタルファームのホームページですが、左上のロゴ画像は以下のようなコードで表示されています。


<img src="https://www.digital-farm.com/cms/wp-content/themes/dftheme/images/logo.png" 
alt="株式会社デジタルファーム" class="img-responsive">

このようにalt=の後に「株式会社デジタルファーム」と記載することで、検索エンジンに「この画像は株式会社デジタルファームを表していますよ」と伝えることができます。

また、altタグを設定するメリットは他にもあります。

画像が表示されないときの代替テキストとして機能する

altタグの基本的な役割は、画像が何らかの理由で表示されない場合に、その内容をテキストで補足することです。

例えば、ネットワークエラーや画像がブロックされている環境では、altタグに記述された内容がユーザーに表示されます。

これにより、重要な情報が画像によってのみ伝えられる場面でも、代替テキストを通じてユーザーはその内容を把握できます。

特に、製品画像や図解など、情報を含む画像ではaltタグの設定が欠かせません。

より幅広いユーザーがWebサイトを利用する際に便利

altタグは、視覚障害者のためのスクリーンリーダー(情報を音声に変換して読み上げるソフトウェア)が画像内容を読み上げる際にも重要です。altタグに記載したテキストによって、視覚的な情報が音声としてユーザーに伝えられます。

そのため、目の不自由な方に多く見られたり、ユーザーが音声読み上げ機能を利用したりすることを想定しているWebサイトでは、altタグの設定が特に重要になります。

画像検索結果に表示される可能性が高まる

適切なaltタグを設定することで、画像検索結果において画像が表示される可能性が高まります。

最近は画像検索を利用するユーザーも多いため、画像検索からのアクセスはバカになりません。

特に、レシピサイトや旅行サイト、ファッション関連のサイトなどは、視覚的な情報が検索ユーザーに強い影響を与えるため、画像検索からの流入が多くなる傾向にあります。

検索上位を狙いたいキーワードをaltタグに含めることで、画像検索で上位表示しやすくなり、アクセスの増加が見込めます。

発注者が知っておくべきaltタグ実装のチェックポイント

Webサイトの制作を発注する際は、画像にaltタグが適切に設定されているかをチェックしましょう。

とはいえ、ソースコードを逐一確認するのは現実的ではないため、以下の内容ができているか、制作会社に確認するのが良いでしょう。

画像に沿ったalt属性が設定されているか

altタグが設定されているかどうかだけでなく、内容が画像に沿ったものになっているかどうかも確認する必要があります。

例えば「画像1」「画像2」や「ヘッダー」「トップページ」など、何の画像を表しているのかわからないものはNGです。

キーワードを詰め込みすぎていないか

SEO(検索結果の上位に表示させるための対策)の観点から、altタグに適切なキーワードが含まれていることは重要です。

ただし、過剰なキーワードの詰め込みは避け、自然な文章で記載することが求められます。

基本的には1画像に対して入れるキーワードは1~2語に留め、画像内容を端的に記載するようにしましょう。

装飾画像に不要なalt属性が設定されていないか

背景画像やデザイン要素として使われる装飾画像には、不要なalt属性を設定しないようにするのが原則です。

これらの画像にaltタグが設定されていると、スクリーンリーダーが無駄な情報を読み上げ、ユーザーの混乱を招く可能性があります。

検索エンジンに情報を伝えたい重要な画像にはaltタグの記載が必要ですが、装飾などに利用する意味を持たない画像にはaltタグを設定しないようにしましょう。

まとめ:altタグを正しく使って画像検索からのアクセスを最大化しよう

altタグを適切に設定することで、画像が検索エンジンに正しく認識され、画像検索結果からのアクセスを増やすことができます。

特に、視覚情報が大きいWebサイトでは、altタグの設置が重要です。

Webサイトを制作する際は、適切にaltタグが設定されているかどうか、制作会社にチェックするようにしましょう。

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