どのようなキーワードで検索されてWebサイトに流入があるか調べる方法を紹介!サーチコンソールを使いこなそう
「Webサイトのアクセス数はなんとなく把握している」という方は多いかもしれませんが、では「Google等の検索エンジンでどのようなキーワードで検索されて流入しているか」まで分析できている人は少ないのではないでしょうか。
Webサイトのアクセス数を増やすためには、どのようなキーワードでユーザーが訪れているのかを把握することが重要です。
流入キーワードを分析することで、ユーザーのニーズを理解し、コンテンツの改善やSEO対策につなげることができます。
本記事では、Webサイトに流入があるキーワードを調べる方法について画像つきで詳しく解説します。
目次
Webサイトに流入があるキーワードを調べる重要性
Webサイトの流入キーワードを把握することは、以下の点からSEO対策やコンテンツマーケティングにおいて非常に重要です。
- ユーザーの検索ニーズを把握できる
- コンテンツの改善につなげられる
- 新たな集客につながる
検索キーワードは、ユーザーがどのような情報を求めているのかを示す貴重なデータです。
例えば、「SEO対策 初心者」というキーワードで流入が多い場合、ユーザーは基本的なSEOの知識を求めていると推測できます。
この情報をもとに、初心者向けのSEOガイドを作成したり、より詳しい解説記事を追加したりすることで、ユーザーのニーズに応えるコンテンツを提供できます。
その結果、検索順位が向上してよりアクセスが増えたり、信頼性が高まってお問い合わせにつながったりする可能性が高まります。
また、流入キーワードを調査すると、予想していなかったキーワードからのアクセスがあることに気づくことがあります。これを活用すれば、新たな集客の機会を広げることができます。
例えば、ローカルメディアで特定の地域に関するキーワードでの流入が増加している場合、それに関連するコンテンツを作成することで、さらなるアクセス増加が期待できます。
Webサイトの流入キーワードを調べる方法
Webサイトにどのようなキーワードで流入があるかは、Google Search Console(サーチコンソール)というGoogleが提供している無料ツールで調べることができます。
以下で詳細な手順を解説します。
検索パフォーマンスレポートを開く
まず、サーチコンソールにログインし、「検索パフォーマンス」をクリックします。
上部に表示されている表では、それぞれ以下の数値が確認できます。
- 合計クリック数:検索結果から自社サイトがクリックされた数
- 合計表示回数:検索結果に自社サイトが表示された数
- 平均CTR:検索結果に表示された自社サイトのクリック率
- 平均掲載順位:自社サイトの検索結果の平均掲載順位
このように、サーチコンソールでは主にGoogleの検索結果でのユーザーの動きを把握するのに役立ちます。
「クエリ」タブで検索キーワードを確認する
「クエリ」タブをクリックすると、実際にユーザーが検索してWebサイトに訪れたキーワードが表示されます。
これにより、どのような検索キーワードが流入の要因となっているかを分析できます。
上の表で「平均CTR」「平均掲載順位」をクリックすると、そちらの数値もあわせて確認できるので、どのようなキーワードで流入があるかだけでなく、そのキーワードがどれぐらいクリックされていて、検索結果で何位に表示されているのかまでわかります。
また、「上位のクエリ」のキーワードをクリックすると、そのキーワードのクリック数や平均順位、どのページに流入しているかをより詳細に確認できます。
流入キーワードを分析してSEO対策に活かす方法
どのようなキーワードで流入しているかがわかったら、その分析結果をもとにSEO対策を強化していきましょう。
適切な施策を実施することで、検索順位を向上させ、さらなるアクセス増加を狙えます。
検索上位のキーワードを強化する
すでに検索結果の上位に表示されているキーワードは、さらなる流入増加のチャンスがあります。
例えば、流入が多いキーワードの平均掲載順位が5位の場合、4位、3位と順位を上げることで、さらなるアクセス増加が見込めます。
上位表示されているページのコンテンツを充実させたり、最新情報を追加したりすることで、さらに強化していきましょう。
CTRが低いキーワードの改善を行う
CTRが低いキーワードは、検索結果であまりクリックされていないということです。
タイトルを魅力的なものに変更し、ユーザーがクリックしたくなる工夫を施しましょう。
タイトルの付け方については、以下の記事で詳しく解説しています。
【発注者向け】Webページを検索上位に表示させるためにはタイトルが超重要!文字数や付け方のポイントを解説
また、記事内容が検索ニーズに合致していない場合は、コンテンツの方向性を見直すことも重要です。
例えば極論ですが、「SEO対策」というキーワードで流入があるのに、Web広告の話がメインになっている場合、ユーザーのニーズと乖離があるため、内容を修正することで評価を上げられるでしょう。
サーチコンソールを使いこなしてWebサイトの流入を増やそう
サーチコンソールを活用すれば、Webサイトの流入キーワードを詳細に分析し、SEO対策を強化できます。
継続的にデータを確認し、改善を重ねることでアクセスアップを図っていきましょう。
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