「ホームページ制作」か?「Webサイト制作」か?それが問題だ
弊社のWebサイトでは実は「ホームページ制作」という単語はほとんど使っていません。
これはなぜかというと、弊社はいわゆるホムペ制作、ホームページ制作会社だとはそもそも思ってないからです。
結果としてWebサイトやWebシステムを作っている、「リアルビジネスよりのWebコンサルティング会社」だと思っています。
元々そういうつもりで当社を立ち上げましたし、18年経った今もその気持ちは全く変わっていません。
企業にとって、「ホームページ」を作ること自体は手段であって目的ではないからです。
ただの綺麗な「ホームページ」を作る会社ではないという認識というか気概という気合いというかとにかくそんな感じです。
なので、「デジファさんは札幌のホームページ制作会社ですよね」と言われると、「いや、そうではなく、寺の下足番、じゃなかったWebコンサルティングの会社です」とすかさず言うようにしています。
ところが世間的には「ホームページ制作」で検索する方が結構、というか相当いらっしゃいます。そういう方はなかなか弊社のサイトにたどりつかない、という事になります。実際はそこそこ新規のお問い合わせを頂きますので、それはそれでいいのですが、何となく業界のメインストリームからは一人アウトサイダー、はずれん坊、という感じがしないではありません。
そこで一時期、このままではやはりいかんのではないか、見つけてもらってナンボだべ?というう事で、ちょっと日和ってしまい、「ホームページ制作」という単語をやたらと自社サイト内にちりばめたりしたのですが、何となく「10万円で会社のホムペ全部作ってくれますか」という明らかに違う層の方からの問い合わせが増えたのですぐに元に戻してしまいました。。
作り手としてのプライドとしてWebコンサルティング、Webサイト制作という標榜は大事にしたいのですが、他方「ホームページ制作」というのはとてもわかりやすいし、引っかかりやすい検索ワードですよね。またそういうワードで検索をされる方の中にも、真剣に自社のビジネスをネットを使って高付加価値化させたい方は沢山いらっしゃいます。
こうしていつもどっちに寄せたらいいのかなぁ、ま、結局今のままが一番いいのか・・・と現状維持に落ちついてしまい、日が暮れている毎日です。