広告では商品を売ってはいけない訳-いきなり結婚して下さいと言われてしますか?
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もし貴方が見知らぬ女性、あるいは男性から突然「好きです!結婚して下さい!」と言われたらどうでしょう?嬉しいでしょうか?そのまま結婚しますでしょうか?
結婚を申し込んできた人がとてつもない資産家だとか、鼻水が出るくらいの美男美女であればまたちょっと話が変わってくるかも知れませんが、ここではそういうややこしいケースは話がそれるので割愛します。
「すっごい良い商品なんです!だから買って下さい!」と言われて、「はい分かりました」とすぐ買う人はまずいません。
多くの人は、広告を出稿することを「商品を買ってもらうため」だと勘違いしています。
実はそうではありません。
ECサイトの商品や広告は、見込み客を集まるための手段に過ぎないのです。
今後あちこちでこのお話が出てきますが、現代社会はモノが溢れている豊かな社会です。「これとっても良いから買った方が良いよ」とどこの会社も同じ事を言います。なので、「品質が良いよ」という宣伝は、購入者が買う動機付けにはほぼなりません。
そのため、以前ご説明差し上げた、お試し商品を作って勧めるなり、LINEやメルマガ、ツイッターといった緩いツールで繋がり、その次のステップに顧客を導く、そのために顧客を集める事が極めて重要になってきます。
これを分かって意識的にやっているかどうかで、何十万という広告費をどぶに捨てるかどうかの分かれ目になってきます。
広告ですぐに商品を買わせようとしてはいけません。見込み客を囲い込むための手段として、広告を戦略的に活用していきましょう。
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