もったいないお化けが10万匹出ているECサイトとは
地方の会社にしばしば見られる事なのですが、たまにテレビや雑誌が取材に来て、広告ではなく、記事として取り上げてくれる事があります。
それをコピーして、店頭に置いておいたりする訳ですが、ネットで強く出す訳でも無く、そのうちコピーも色あせて古くなり、店頭からはずされ、忘れ去られてしまい、スタッフも誰も良く覚えていない・・・。これもしばしば見かける現象です。
その時、私は良く
目次
「もったいないお化けが10万匹くらい出てますよ」
とお話をしています。
どうしてか。
メディアに出る、というのは、見込み客から見ると、これほど分かりやすく、検討をはしょれる材料はないからです。
心理学的にも証明されていますが、「人は選択肢が増えるほど、選択出来無くなる」傾向があります。つまり、100個あるから好きなのを選んで下さい!とやると、ほとんどの人は精査をしなくなり、分かりやすい、誰もが選ぶ基準を選択してしまうようになるのです。
つまり、雑誌に出た、新聞で紹介された、テレビレポーターが来た、というのは、選ぶという面倒臭い作業をさぼれる理由を正当化出来る、またとない機会なのです。
これは特に競争の激しい商品、サービスの分野ほど顕著です。つまりそういう業界ほど競合他社が多く、人は何を選んだら良いか、迷う事が多いからです。
針小棒大でかまいません。是非自社のメディア掲載歴をドカンとサイトに掲載し、自社のアピールに役立てて下さい。
・売れるための中小企業のためのECサイト構築、ECサイトのコンサルティング等のご相談はこちらまで。札幌、東京、全国どちらでもお伺いします。