「自社のWebサイトの表示速度ってなんか重くない?」と思ったら(3)まとめ
「自社のWebサイトの表示速度ってなんか重くない?」と思ったら、ですが、(3)のまとめです。そんな時はここのサイトで調べるといいですよ、というのを5つまとめさせて頂きました。
see also:
・「自社のWebサイトの表示速度ってなんか重くない?」と思ったら(1)
・「自社のWebサイトの表示速度ってなんか重くない?」と思ったら(2)
Webサイトの表示速度の計測は、計測ツールによって偏った値が出ることがあります。
こののため、出来れば以下のうち二つくらい、1と2と5はやっておいた方が無難だと思います。理由も含めて以下説明していきます。
これはまず必ずやりましょう。その(2)でもご紹介さしあげた通り、PCとモバイル、個別にWebサイトの表示速度が掲示されますのと、どこを改善したらいいのか、という事が割と細かく出てきます。
ですが、管理職のあなたはそういう細かい話はスタッフに任せて、事実だけ確認しましょう。
2 GTmetrix | Website Speed and Performance Optimization
出来ればこれもやっておきましょう。GoogleのPagespeed Insightsと同様に、速度改善のために行うべき点や、表示が遅いファイルが何かの特定も出来ます。
注:画像をクリックするとページ全体が表示されます
また、会員登録しなくても、競合サイトとの比較までばっちり出来てしまいます。Googleのツールばかり使っておいると、偏ってしまいますので、これもやっておく事をおすすめします。これもあなたは表示結果が速いか遅いかだけ確認して、細かいところはスタッフに頼みましょう。
まさかGoogleアナリティクス、自社サイトに入ってないなんて事はありませんよね?サイトがどの程度見られているのか、効果を出しているのかを見る上で、もし万が一入ってなかったら一大事です。すぐに入れましょう。
「行動」 → 「サイトの速度」 → 「概要」で確認出来ます。その(1)でもご紹介しています。
ただしgoogleだからという妄信は禁物です。ある条件、角度から見た事実に過ぎません。またしばしば体感と異なる値が出ることがありますから、この点でも先にご紹介したGTmetrixのような非Google系サイトでのチェックも行いましょう。
4 TestMySite
これもGoogleのWebサイト表示チェックツールですが、モバイルでの場合に特化しています。標準接続(3G網)で見た場合はどうなるのか、わかりやすく表示してくれます。
推定離脱率なんか出してくれます。表示がわかりやすいですね。
同じ業種内の比較なんかも勝手にしてくれますが、どういう基準かは不明かつGoogle任せです。
まあ何でも鵜呑みにする必要もありませんので、一つの目安として理解すれば良いと思います。無料レポートなども見ることが出来、全体的にインスタントな使い勝手です。まあ、Googleでばっかりチェックしてもどうかと思いますので、これは気が向いたらでいいと思います。
これは実はWebサイトの表示速度ではなく、お使いのネット回線がどの程度速いのか遅いのかの計測ツールです。
Webサイトの表示速度が遅いのは、大きく分けると(1)Webサイトやサーバー側の問題 (2)あなたが使っているオフィスの中の回線の問題 とでわける事が出来ます。
この速度テストサイトはなんとNETFLIXが用意しています。ネットで動画を見る場合「なんで遅いんだ!」とクレームを言う人は多いでしょうから、「ここ調べてから文句言えや」とさすがアメリカ人、先手必勝ですね。
Webサイトが遅いぞ。サーバおかしいのでは?と考える前に、オフィスの回線速度を見てみましょう。
速度の単位はMbpsというもので、簡単に言うと毎秒あたる何メガバイトデータ転送が出来るかというものです。
ところで、この数値、回線の「くだり」の速度を示しています。
実は回線には「のぼり」と「くだり」があり、「のぼり」とはあなたがメールを送信したり、写真をサーバにアップするときの速度の事です。
「くだり」はWebサイトを見るときの速度です。
つまりものすごい大事なのは「くだり」です。
数値的には30位出ていればまあ普通で、10以下だと相当遅い、というか、業務に差し支えの出るレベルだと思います。すぐネットワークを改善しましょう。
※「Webサイト」、とは「ホームページ」と同じ意味です。詳しくはこちらをご覧ください。