サイト全体のSSL化=常時SSL化を行う時に小さいけど大事なコツとは?
2018年10月にGoogleが「サイト全体をSSL化するように。しないとブラウザに「保護されてない通信」と出して脅かすからヨロシク。表示ランキングの判断材料にも使うから対応しないとヤバイよ」とお達しを出してから、Web制作、Webシステム開発の中でサイト全体のSSL化、つまりサイトの常時SSL化についても実施する事がごく普通になってきました。もはや未対応なサイトは、他の協業他社と比べて著しい不利益があり、必須の作業になります。
サイト全体のSSL化(常時SSL化)をするにあたって、もし万が一サーバの設定を間違ってしまった場合とかはどうなるんでしょう」というご質問を頂く事があります。
もし、「しまった!間違ってもた!」という事があっても、心配はいりません。
なぜならサイト全体のSSL化(常時SSL化)においては、業界用語でいうところのEnd of no return(実施するとやり直せないポイント)というのはなく、いつでもやり直すことが出来るからです。
ただし、我々が普段使っているブラウザでは、サイトをキャッシュ(一時的にPC内に保存し、サーバにアクセスせずそれを表示してしまう機能)が存在します。
そのため、もし万が一元に戻すことがあった場合、ブラウザではキャッシュが表示されてしまい、本番サイトの表示確認がしずらくなってしまう問題が発生します。
全てのブラウザには、そのキャッシュをクリアする機能がありますが、これをやると、他の全ての会員登録しているサイトなども自動的にログアウトしてしまう事になりますので、後でいろいろと面倒が発生します。
そのため、サイト全体のSSL化(常時SSL化)にあたっては、普段使っているブラウザとは別のブラウザを、動作確認用に利用する事を強くお勧めします。例えば普段chromeをお使いなのであれば、FireFoxやEdgeを使う、ということをお勧めします。
WebサイトをまだSSL化されていない方は、これを機会に是非サイトSSL化(サイト常時SSL化)をされてください。必須の作業です。
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