Webサイトの顧客満足度はGoogleアナリティクスでアクティブユーザーを測ればわかる!
こういうニュース、たまに見たことないでしょうか?
このアクティブユーザーって、どういう意味かご存じでしょうか?
活発なユーザー?
なんとなくイメージはわきますが「アクティブユーザー」の厳密な定義を聞かれると、すぐ答えられる方はそう多くはないと想います。
アクティブユーザーの計測は、貴方のWebサイトやWebサイトで打った施策の改善に、ユーザーがどの程度満足しているのかをしる事が出来ます。
ここでは、Webサイト改善を進める上で非常に使い勝手の良い、便利なGoogleアナリティクスを使った「アクティブユーザー」の意味や使い方について詳しく御説明します。
目次
アクティブユーザーとは
結論から言いますと、アクティブユーザーとは、任意に設定した一定期間内にサイトを1回以上訪れたユーザーの数、です。
そしてその任意に設定する期間によって、こういう呼び方をします。
MAU(マンスリー・アクティブ・ユーザー)
一ヶ月の中で一回以上訪れたユーザー
WAU(ウイークリー・アクティブ・ユーザー)
一週間の中で一回以上訪れたユーザー
なので、例えば一週間の中で私、田中が3回訪れたとします。
この場合、WAUとしてはカウントは1になります。
また、一ヶ月の中で、私、田中が50,000回訪れたとします(どんだけ行くんだ)。
この場合もMAUとしてカウントは1です。
Googleアナリティクスでは以下の4つ期間のアクティブユーザーを計測できます。
1 日のアクティブ ユーザー数
7 日間のアクティブ ユーザー数(これがWAUと呼ばれるもの)
14 日間のアクティブ ユーザー数
28 日間のアクティブ ユーザ(これがMAUと呼ばれるもの)
Googleアナリティクスでアクティブユーザーを見る方法
Googleアナリティクスでアクティブユーザー数を見るには、
「オーディエンス」ー「アクティブユーザー」
で知る事が出来ます。
図中の赤い部分をクリックして下さい、
ただし、一つ注意なのは、Googleアナリティクスはしょっちゅうマイナーバージョンアップを行っています。
この「オーディエンス」もつい最近までは「ユーザー」と呼ばれていました(意味はほとんど同じです)。
なので、今は「オーディエンス」と書かれていますが、そのうちまた別の名前になっているかもしれませんのでご注意下さい。
そして、Googleアナリティクスでは、任意の期間で上記のアクティブユーザー数をグラフで表示する事が出来ます。
ところで、グラフにする事によって、どんな意味があるのでしょう?
アクティブユーザーは顧客満足度を測る指標
アクティブユーザーは、Webサイトの顧客満足度を知る事が出来る便利な指標です。使い方ですが、目的によって大きく二つの使い方が出来ます。
サイト全体について、ユーザーからの評価を知りたい場合
サイト全体についての評価を知る場合は、14日間のアクティブユーザー数や、28日間のアクティブユーザー数を利用します。
これによって、月に最低でも1,2回訪問してくれるユーザー数が増えているのか、減っているのか、という事がわかります。
つまり、常連客がどの程度増えているのか離れているのか、という事を知る事が出来ますから、サイト全体への評価、満足度を知る事が出来る訳です。
目先打った改善策や施策についての評価を知りたい。
例えばサイト中、新しい記事コーナーを作ったけど、評価はどうなんだろう、という場合は1日又は7日間のアクティブユーザー数を利用します。
これを使う事によって、短期間で反復訪問してくれるユーザー数が増えているのか、減っているのかという事がわかります。
つまり、Webサイトで改善した事が、どの程度効いているのか、満足度を知る事が出来る訳です。
ユニークユーザー(UU)数と何が違うの?
ところで、実は「アクティブユーザー」と似たような概念に「ユニークユーザー」というものがあります。
Googleアナリティクスでは「ユニークユーザー」とは「任意の期間に訪問したユーザー」の事を指します。
つまり、アクティブユーザーと意味は同じになります。
Webサイトの顧客満足度をアクティブユーザーで測って、どんどんWebサイト改善に役立てよう!
Webサイトを改善していく事は、そもそも何のために行うのか?それはWebサイトを訪問してくれるユーザーのためです。ユーザーがどの程度今のうちのWebサイトに満足してくれているのか、先日行ったWebシステムの改善は、ユーザーに評価されているのだろうか・・・?
こんな時は是非このアクティブユーザーを改善に役立てて下さい。