Webサイトのコンテンツ修正について、あえて契約外の作業を行った理由
先日、北海道産の食材にこだわってグルメな冷凍ピザの製造とECサイトでの販売をしている「ピザロッチヤ」様のサイトを見ていて、ふとトップぺージのタイトルタグが微妙なことに気づきました。ピザロッチャ様は弊社のお客様なのですが、ECサイトを作ったのはだいぶ前で、今は死活監視のみの保守ご契約になっています。タイトルタグは具体的に言うとこうなっていました。
見ての通り「殺風景」ですよね。
それでこれはどうもいかんなと思いまして、お客様に提案し、このように改善しました。今タイトルタグはこうなっています。
こちらの方がシズル感がありますよね。費用は特に頂いていません。
元々今契約としてはサーバシステムの死活監視しかなく、特にコンテンツの修正作業についてのご契約はありません。当然お客様に了解を頂いた上での「納品」になっています。また、タイトルタグ一つで「劇的に」売上が向上するわけでもありません(勿論全く効果が無いわけではなく、それなりに注文率には貢献する大事なところではあります)。
なのになぜしたかというと、Webコンサルティングの会社として、このタイトルタグはちょっと無いなと思ったのと、手間もそれほどかかるわけでないので、やってしまおう、と思ったからです。前者についてはこれで生計を立てているものとして、このまましておくのは「恥ずかしい」し「申し訳無い」という気持ちであり、後者はコストの問題です。
全てのお客様に同様の事が出来るわけではありません。また、そこまで毎月改善をしていくのであれば、別途それようのご契約をお薦めしています。
今回のお話しは、本来的には契約外なので、タイトルタグをそのままにしておいたからといって、債務不履行でも無く、お客様に責められる訳ではありません。しかし、「お客様のビジネスに寄り添う」者としてはそのままにしておく事には何となく抵抗がありましたので、行わせて頂きました。小さなお話しなのかも知れませんが、「お客様と一緒に歩む」事は結構大事な事だと思っています。