「WordPressの管理者権限は渡さない」と言い張るホームページ制作会社への対抗策
ホームページ制作を依頼している会社を乗り換える時に、しばしば問題になるのが、自社で使ってるCMS(記事管理システム)の管理者権限です。ほとんどのCMSには権限設定というものがあり、管理画面で出来る操作が限定されています。詳しくはこちら。
では、もし調べた結果、自社の権限が管理者ではなかった場合、どうしたらいいのでしょう。
一番無難なのは、本当の理由(ホームページ制作会社を残り変える)は明かさずに、疑われない理由をつけて、今のホームページ制作会社から管理者権限を付与してもらう事です。
付与して貰ったら、次にすかさず、そのホームページ制作会社が持っている権限を、管理者以下にしてしまい、自由にユーザーを増やしたり減らしたら、権限を変更できないようにしてしまいましょう。
これで、とりあえず一安心です。
どうして本当の理由を明かさないかといいますと、ホームページ制作会社の中には、いざお客に逃げられてしまう、と分かると、結構な頻度で嫌がらせ、妨害をしてくる会社が存在するからです。体感的には3社に1社はやるような印象です。
弊社の場合も勿論他社に乗り換えられてしまう場合が無い訳ではありませんが、そんな真似は人ととして、いや法人として絶対にしません。それは自社の努力不足の結果です。
しかし、中にはあれこれ理由をつけて管理者権限を渡さないホームページ制作会社が存在します。
いかなる理由をつけようとも、WordPressの管理者権限を、その利用主体である会社に渡さない、という権利は、ホームページ制作会社にはありません。
しかし、極力面倒は避けたいものです。
その点でも、「引っ越し」のことは言わずに管理者権限をつけてもらい、つけてもらった瞬間、そのホームページ制作会社の権限を制限するようにするのが無難です。