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vimeoアカウントがBAN(停止)された理由

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VimeoアカウントがBAN(停止)された理由

最終更新日:2020/10/04   公開日:2020/09/08

最近vimeoに関して、アカウント停止について書かれたブログを見つけました。

最近低コストで動画を配信出来るvimeoの人気はうなぎ登りなので、大規模配信を考えている方にとっては、なにやらかなり物騒なお話しのように思います。

実際最近vimeoを使っていて、若干遅延がおきたり、画質が荒くなったりする事がままあるという話は出てきています。全体から見ればわずかな頻度だとは思いますが、社会情勢を考えると、当然あり得る話ではないかと思います。

このブログのユーザーさんの場合は、サイネージに動画を配信していたという事で、アカウントをBAN(停止)されるくらいですから、恐らくかなりのデータ転送量だったのではないかと思いますが、そもそもこの記事を書かれた方が一体どの料金コースを契約していたのでしょう?

具体的にどのコースで、という記載は無いのですが、

今まで月間700円程度で利用していたのに、

という表現を見ると、恐らく一番安いPlusプランを使っていたのではないでしょうか。

プランをお選びください。

※既にPro以上の契約済みの方には、Plusプランは表示されませんのでログアウトするか、別のブラウザでご覧下さい。

vimeo 料金プラン 非ログイン状態

 

プランの比較はこんな感じです。

VimeoアカウントがBAN(停止)された理由

 

勿論具体的には書いていませんが、商売の道理から考えますと、基本データの流量が多くなるほど、運営者側のコストは増えるので、当然月700円でじゃんじゃん使われてしまうと、サービス提供者側としてはたまったものではないでしょうから、それで止めたという事なのでしょう。

また、Plusのユーザーで、使いすぎを怒られたユーザーさんは他にもチラホラいらっしゃるようです。

利用規約を見てみますと、このブログの通りで、そもそも商用利用はPlusプランでは認められていません。

企業や個人が Vimeo で商用コンテンツを配信する場合は、Vimeo Proまたは Vimeo Business アカウントが必要です。

また、Proコースでもこういう注釈が書かれています。

  • Vimeo Pro – ヘルプセンター
    帯域幅に課金しますか?
    Vimeoの帯域幅使用率が99パーセンタイル以下である限り(ほとんどのアカウントが下回ります)、帯域幅の使用に対して追加料金を請求することはありません。ただし、帯域幅の使用量が非常に高い場合は、カスタムVimeoプランのご利用についてご連絡する場合があります。 この記事よりVimeoでの帯域幅の使用について詳しくご確認ください。

この手のサービスは基本的にグロスで見ています。なので90%以上のユーザーはほとんどリソースを使わないユーザーで、その前提でビジネスモデルが成り立っています。Gmailの無料で使える容量は15GBですが、ほとんどのユーザーはそこまでメールは使いません。その前提でサービス設計がされています。

恐らくBusinessプランやPremiumプランであれば、そういうクレームは受けなかったのかも知れません。留意が必要ですね。