Googleアナリティクスでサイトの活性を調べるーアクティブユーザー(AU)ってなんだろう?
※見ての通り写真はアクティブのメタファーであり、本文とはあまり関係がありません。
Googleアナリティクスにおいて、サイトがどの程度利用されているかの判断材料の一つに「アクティブユーザー(Active User)」と言うのがあります。
「アクティブユーザー」というのは、簡単に言うと、「一定期間内に訪れたユーザーの数」です。なので、その期間内に何度同じ人が訪れても、カウントとしては1になります。
つまり、「延べ人数」とは真逆の概念です。例えばこの記事です。
- 博物館の入場者、最多 訪日客効果で1億4243万人
文部科学省が発表した社会教育調査の中間報告で、全国の博物館(美術館や水族館、動物園などを含む)の平成29年度入場者数が延べ1億4243万人に上ることが分かった。初めて調べた昭和29年度以来、最多。施設数も1287(30年10月時点)と、最多を更新した。担当者は「施設増に加え、積極的なPR活動や多言語対応により、訪日外国人客の呼び込みが活発化していることも影響した」と話している。
日本の人口は赤ちゃんからおじいちゃんまで約1億2千万人。日本の人口より多い計算です。そう、つまり、延べ人数というは、期間中出入りした分だけカウントされます。例えば、私は昨年国立西洋美術館で開催された「松方コレクション展」に6回ほど見に行ってしまいましたが(どんだけ好きなんだ)、これはつまり「延べ人数」としては6人とカウントされたことになります。一人ですが6人です。
つまり、Googleアナリティクスにおける「アクティブユーザ-」というのは、限りなく実数に近いユーザー数の事を指しています。世間一般的には「ユニークユーザ(UU)」という言い方も出来ますが、これはアクティブユーザーとほぼ同じ意味になります。
「ユーザー」→「アクティブユーザー」にて確認する事ができます。
Googleアナリティクスのアクティブユーザーには上記の通り四つの期間に切ってみることが出来ます。
1日と7日間のアクティブユーザー数は直近に実施したサイト改善施策の効果測定に使います。つまり実施したサイト施策(広告含む)が、どの程度アクセスを集めたのか、という判断材料の一つになります。
14日間と28日間のアクティブユーザー数は、継続的に使ってくれているユーザーがどの程度いるのか、という事を考える上で役に立つ指標です。
「アクティブユーザー数」を目的的に使いましょう。